軽量新素材(屋根材/外壁材)
素材の特徴である、軽さを活かしたリフォームをすることで、地震、台風時の減災が可能になります。
また、リサイクル可能な循環型の素材としても注目されています。
新素材の特徴
ガルバリウム鋼板
耐久性・耐熱性に優れています。
【ガルバリウム鋼板とは】
鉄板を基材としてアルミニウム、亜鉛、シリコンからなるめっき層を持つ合金鋼板です。1972年にアメリカで開発された新しい金属素材です。
【耐久性】
亜鉛鉄板に比べ3~6倍の耐久性
【耐熱性】
めっき層に多量のアルミニウムを含んでいます。
一般的な粘土瓦の1/10の軽さです。
※粘土瓦:粘土を使った焼きものの瓦で日本瓦として多く用いられています。
防火性能
金属サイディングには防火材や防火構造等で多くの製品が、木造・鉄骨下地ともに国土交通省の防火認定を取得しています。
経済性に優れています。
鋼板材は、施工費も維持費も経済的な建築素材です。
遮熱塗料配合で塗膜は15年保障されているものが多く、耐久性も高いのが特徴。
中には、フッ素を配合した塗膜20年保証のタイプもあります。
加工しやすくデザイン性に優れています。
(施工:(有)鈴木鈑金 ガルバリウム屋根材・外壁材使用)
リサイクル可能な環方型素材
屋根材・外壁材はリサイクルされて再利用されます。
海外へもリサイクル原材料として輸出されています。
スレートカバールーフ工法
老朽化したスレート屋根の補修にはカバールーフ工法が有効です
既存の屋根をそのままに、金属の屋根を被せる工法です。解体作業をすることがないため、廃材からでるアスベストなどの有害物質の飛散もありません。
工期が短く済みます。
既存の屋根と新しく被せた屋根との間に空気層ができ屋内に断熱・遮熱効果をもたらします。
居住または業務に支障をあたえず施工することが可能。
軽量新素材の特徴と施工についてまとめました。
【屋 根】 |
(1)ガルバリウム鋼板 (2)金属瓦 |
【外壁材】 | (3)ガルバリウム鋼板 (4)金属サイディング |
軽量新素材 | 商品の特徴 | |
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屋 根 材 |
(1)ガルバリウム鋼板 |
超軽量で高耐久材。従来の亜鉛鉄板より、3〜6倍の耐久力がある。 加工しやすく、劣化したカラーベストや、スレートの既存屋根等を残したまま、カバー工法リフォームできる。 耐食性、耐熱性にすぐれている。(減災) |
(2)金属瓦 |
軽量:一般的な日本瓦の1/10の軽さ。(減震) 衝撃に強く、災害時に割れにくい。(減災) 耐食性、耐熱性にすぐれている。 (減災) 遮熱顔料配合塗膜15年保証付 |
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外 壁 材 |
(3)ガルバリウム鋼板 |
超軽量:現在主流の窯業系サイディングの1/5の軽さです。 屋根・外壁両方に使うことで、建物の全体の重さを軽くできる。(減震) 耐食性、耐熱性にすぐれている。(減災) |
(4)金属サイディング |
軽量:外壁モルタルの1/10の軽さ、窯業系サイディングの1/4の軽さ。(減震) 防火性能があり、地震火災時に一瞬で火が回るのを食い止め、逃げる時間が確保できる。(減災) |
断熱性・遮熱性対策がされています。
鋼板材は熱伝導率が高いため、暑さ寒さ対策が必要です。