経営理念とビジョン
貫けプロ意識、一棟入魂!!
すべての建物は、お客様の夢と幸せの詰まった一生の財産です。
お客様と有難くご縁をいただいた私たちは、常にプロ意識を貫きます。
一緒に職人魂を込めた外観施工をさせていただきます!
創業の精神
「俺は何でも一生懸命やってきた、だからいつ死んでもかまわんよ」
先代の父が突然死でなくなる2か月前に言っていた言葉です。
先代は昭和20年1月に長野県の南信州にある村で生まれました。
9人兄妹の下から2番目。生家は貧しく、中学校を卒業すると同時に15歳で名古屋の板金業で丁稚奉公として働き始めます。
入社当時は作業着を買うお金もなく、中学の学生服で現場に出て働いていました。早朝から会社の雑用や兄弟子たちの弁当作り、夜遅くまで続く厳しい仕事も、160㎝にも満たない小さな体で歯を食いしばって頑張りました。
「男だったら一人でやって一人前、独立しなあかん」との思いで、昭和44年、24歳のときに結婚と同時に独立をします。
独立といっても仕事のコネもお金もなく、夜な夜な知り合いの現場監督に「お仕事お願いします」と母と挨拶に回る日々。板金材を曲げる機会も借金をして買いましたが、母は「初めて機会を買って喜んでいるお父さんの笑顔が今も忘れられない」と言います。
誠実な仕事で商売は順調に軌道に乗りますが、お客様の不渡りに何度も遭いました。それでも、いつも人に尽くすことを忘れずに小さな体で笑顔を絶やさず元気に必死で働いた先代の父は、家族や社員さん・お客様・たくさんの現場の仲間の方・ご近所の方からも、とても愛されてきました。
平成13年8月、先代は58歳の時に突然死でこの世を去ります。社員数人の小さい会社ながら先代の葬儀には600人を超える方々が集まりました。